現在シーズン3が絶賛放送中の、大人気婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』。
今回はその記念すべき1回目の見どころをちょこっとだけ紹介したいと思います！
初代バチェラー 久保裕丈
東京都生まれ。東京大学工学部卒でＩＴ企業の元社長の35歳。細面な顔にぱっちりとした二重。趣味はキックボクシングやスポーツというだけあってしっかりと引き締まった細マッチョ。「いや、こんな完璧な人に彼女がいないはずがない……絶対になにか裏があるはずだ」と目を凝らして短所を探してしまいたくなるような、王子様のような高スペックイケメン、それが久保さんです。
そして彼、とにかく優しい。泣いている女性がいれば（それが演技だったりするのですが）駆けつけ「どうしたの？」と慰める、「不安なの……」という嘆く女性がいれば「大丈夫だよ」と肩にそっと毛布をかけてあげる。
その優しさ故に恋愛猛者揃いの女性達に翻弄される姿がまたシーズン１の見物でもあります。
バチェラーを奪い合う25人の女性達
料理研究家にレポーター、大学生に着付け師などその肩書きは様々。しかし共通していえるのはとにかく美人であるということ。合コンでこのレベルの女性が来たら「やっべ!今日は大当たりだ！きゃっはー祭りじゃあ！」と大盛り上がりすること間違いなしのハイレベルの方ばかり。そんな女性達に奪い合いをされる久保さん、まさにハーレム状態です。
しかも「恋愛経験は豊富だと思っています。久保さんを勝ち取る自信は……ありますね（テヘっ）」と堂々と言えてしまうくらい恋愛テクにも自信がある方ばかり。限りある久保さんとの接触時間の中であれやこれやと技を繰り広げあいます。時にはそれが功を奏し、時には空回りしてバラをもらえずに落ちてしまう。
「ああああ、それやっちゃだめなやつ！」
自分がうっかりやって過去にやってしまった恋愛タブー行為を、画面を通じて客観的に見て悶えるのもまた正しいバチェラーの楽しみ方です。
シーズン１女性は、「脱いで？」という名言を持つ「鶴タッチ」の鶴さんや女性全員を敵にまわしてもぶりっこ姿を貫き続けた柏原さん。「ギャルは好き？」と登場シーンで度肝を抜いたゆきぽよ、などなどとにかくキャラが濃い方揃い！見進めるうちに必ず自分の「推し」ができるはずです。
ロマンチックなデート、ギスギスのカクテルパーティ
毎回とってもロマンチックデートが設定されています。しかしデートに行けるのは一部の選ばれた人だけ。行けなかった人は悶々として過ごし、少しでも自分をアピールしようと、カクテルパーティーで会話をしようとします。
ラグジュアリーな空間で豪華なドレスに身を包み、シャンパングラス片手に繰り広げられるカクテルパーティー。しかし実際には生き残りをかけたサバイバルの場でもあるため、水面下では熾烈な戦いが繰り広げられます。
うまく話しかけられなくて落ち込んでいる女性に「一緒に行こうよ！わたし途中で抜けるから！」と言いつつ、いざとなると途中で抜けるどころかその子そっちのけで盛り上がってしまう女性（もう一人は悔しくて影で泣く）。
デートに行けていなくて、「気にかけてもらえなくて辛い……」とカクテルパティー開場を飛び出し、「大丈夫？」と心配して来てくれた他の子を、いざ久保さんが来たら「ごめんね、ちょっとだけ二人で話させて」と追い返す女性。
などなど、青い火花がバチバチと飛び交う様がよく見えます。
「ちょっと長く話しすぎじゃない？」
「二人で毛布肩にかけてる！そんな寒くないよ！！」
「気を引く以外に泣く意味ってある？」
など久保さんと接触中の女性に対する、敵意丸出しの女性同士のトークもまた見どころの一つ。「怖いもの見たさ」というホラー映画を楽しむような楽しみ方ができるかと思います。
シーズン１の女性たちはとにかく「自己演出の天才」ばかり。ライバルだろうが逆境だろうが、そのすべてを踏み台にして久保さんの前でキラキラ輝きます（裏ではどす黒い顔を見せたりしますが）。
そんな女性達を苦悩しながら選んでいく久保さん。しかし後にネット上で「久保る」という言葉が生まれてしまうくらい、久保さんあまり女性の本質を見る目に長けていないのですよね……「だからー男って！！！」これ、シーズン１で何度も口走ってしまう可能性大のフレーズです。
そんな男女の駆け引きがおもしろいバチェラー・ジャパン シーズン１。是非是非見てみてください。途中でやめられなくなること、間違いありません。
文／小林加苗 
@murakana1128
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