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同期のサクラ #09【ウソつくと早口になるんだ】

前回の劇的な結末を受けての第9話。
どうやら、来週の最終回とワンセットで描く「その後のサクラ」のようだ。

そういう意味で第7話、8話と続いた高いテンションを受け継ぐことなく、静かに話は進んだ。

「ドクターX」や「HERO」のような、型破りでも実力がすば抜けている主人公ならば、周囲を黙らせることができる。
ただ、このドラマの北野桜(=サクラ、高畑充希)は、着眼点が鋭く、嘘のない敬愛すべき性格を持ちながらも、周囲を黙らせる実力がない。

そのために、はっきりモノを言う代償としての「罰」が与えられてきた。
それが、これまでのこのドラマのせつない部分だったが、今回は週替わりのオープニング映像で、いつものサクラが打ちのめされるメタファーがない。

ちょっと希望を抱くも、この第9話は、期待に反して辛い回でもあった。
他人にも自分にも嘘をついてこなかったサクラが、嘘をつく。
ただ、嘘をつくと早口になってしまう癖があり、簡単に見抜かれる。

それを、サクラに勇気づけられて自分の人生を切り拓いてきた同期4人組が彼女を支えようとする。このドラマの独特な雑味でもある、青春ドラマ的なシーンも見せられて、ちょっとクサいなぁ、と思わせた最後の瞬間。

…お前にいいニュースと悪いニュースがある。

マジで?

言いたいことを言って罰を受けてきたのは、サクラに「力」がなかったからだった。
そんなサクラに力が与えられたらどうなる?

それが来週迎える最終回のテーマのようだ。

P.S.

ネカフェになってもRequest.

基本情報:日テレドラマ『同期のサクラ』#09