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ニッポンノワール-刑事Yの反乱- #08【命懸けの救出劇!あの男の最期…。】

刑事・遊佐清春(賀来賢人)は、息子・克喜(田野井健)を救えるのか?
そして、ついに黒幕の正体が判明!?

警察地下組織ニッポンノワールの幹部・碓氷政明(大和田伸也)に迫った清春たちは、刑事・宮城遼一(細田善彦)が、ニッポンノワールの人体実験第一号被験者だったと聞かされる。驚愕する宮城。そして清春はその場で警視総監の命令を受けた捜査一課長・南武修介(北村一輝)に拘束されてしまう。克喜の行方もしれないままだが、留置場の清春には何もできない。その清春のもとに、ガスマスクの男が現れ、フラッシュ画像を見せられたことで、記憶の一部がよみがえり――

というのが、第8話前半のあらすじになる。
衝撃の展開が続く、かなりディープな内容。特に登場人物たちに思い入れのある方は、今回も、ある程度の覚悟をもってご覧になることを、おすすめする。

見どころは今回も、盛りだくさんだ。
前回犠牲になった、あの登場人物が、とんでもないメッセージを残していたり、ガスマスクの男も、敵とも味方ともつかない謎の行動を見せる。

自身がどういう存在か知ってしまった宮城の、煩悶も見逃せない。その宮城の心を救ったキーパーソンが、彼が思いを寄せる本城芹奈(佐久間由衣)、そして元バディの刑事・郡司真人(椎名桔平)だ。

郡司といえば、「ニッポンノワール」と同一の世界観を有する、ドラマ「3年A組」において、魁皇高校立てこもり事件を担当した刑事。「3年A組」のキャストの中でも、間違いなく重要人物のひとりだから、彼までが出て来ると、最終回までに、あの人や、まさかのあの人も出て来てくれるかも……!? という期待が嫌でも高まってしまう。

そしてラストシーンでは、清春がついに、黒幕とおぼしき人物に迫る。
その人物が本当に黒幕ならば、もう誰も信用できなくなるような、まさかの相手だ。

物語はいよいよ佳境。
様々な事実が判明してきたが、まだ不明点は多い。

清春がたどりついた人物は、本当にニッポンノワールの黒幕なのか?
ガスマスクの男の正体は?
覚醒した清春と、碓氷薫(広末涼子)の残したUSBが揃ったとき、何が起こるのか――

ただただ、次回が待ち遠しい。

今から観るには:「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」

基本情報:日テレドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」#08