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テレ朝金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」シーズン3・第7話 - 松岡昌宏 主演

今回のテーマは「完璧な」妻。

週刊誌に明らかな浮気現場を押さえられた夫を疑いもせず、芸能記者たちの前できっぱりと「事実無根です」と言ってのける妻・黒部静子を演じるのは、黒谷友香。

不気味なほどその妻に許されまくる浮気症の夫、黒部英雄を演じるのは、大澄賢也。

ついこの間「わたし、定時で帰ります」で、取引先の女子派遣社員にセクハラをするスポーツ用品メーカー社員がハマリ役だった彼は、今回も同じような、女たらしの女子レスリング部のコーチを好演している。

彼は、レスリング部の教え子である、最上愛子(青山めぐ)と浮気をしているようだ…いや、ガチでしている。

それを見抜いているはずの妻が、なぜそんなにも、寛容であり続けるのか?

何かたくらんでいるのか?
それとも本当に一途に夫を愛しているのか?(まさかね)
いや、器のでかい、大物なのか?

その謎の答えは、ミタゾノのみが見抜いている。

なかなか真相が明らかにならない、明らかになったと思ったら、裏の真相が浮かび上がる、Hey! Say! JUMPの主題歌をバックに、エンディングロールが流れ始めてからも、最後まで目が離せない第7話だった。

そして、早くも次回は最終話。
遅れて始まり、早めに終わる潔さ。

もはや、ひとりのタレントとしてバラエティ番組にも出演しそうに見える完璧なキャラクターとなった三田園。
また次のシーズンもありそうな予感。

P.S.

2018年の「迷言」でもある「伊調馨さんは選手なんですか?」を思い出させるシーンが、クスっと笑える。相変わらず、このような隠し味のスパイスが効いてます。

基本情報:テレ朝金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」第7話 - 松岡昌宏 主演