ガンで余命わずかと宣告された「お父さん」を囲む家族の間に起こる問題を、三田園がいつもの鮮やかな「包丁さばき」で解決する第6話。
今回はお金持ちの屋敷ではなく、いたって普通の中堅サラリーマン丸山武(小林隆)の家庭に三田園(松岡昌宏)、光(伊野尾慧)、萌(川栄李奈)が派遣される。

この丸山家、ヤンキーだった娘がマトモになり、引きこもりだった息子も部屋から出てくるなど、お父さんを幸せな気持ちで送り出そうという暖かい家庭へと変化しているように見えたが、実はお父さんの知らなかった「事実」が判明する。

ひとつは自分の病気のこと。
もうひとつは、自分の家族が自分の死にどう向き合ってるかということ。

そんな家族を「正しい道」へと導く、三田園の相変わらずの無表情な演技が冴える。
結末の落としどころに「愛」があるのも、いつもと同じ。

金曜夜は「きのう何食べた?」のレシピも気になるが、今回はミタゾノのパンケーキも気になった第6話だった。

P.S.

今回お父さん役で好演した小林隆さんですが、『なつぞら』の柴田牧場で働くお父さん、「わたし、定時で帰ります」の吉高由里子のお父さん、「コンフィデンスマンJP」運勢編の北村一輝にいじめられる工場経営者など、見ない日はないくらいですね。

基本情報:テレ朝金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」第6話 - 松岡昌宏 主演

  • タイトル:家政夫のミタゾノ
  • チャンネル:テレビ朝日系列
  • 番組公式サイト:トップ あらすじ キャスト スタッフ
  • 番組公式ツイート: Twitter@mitazono_desu
  • 放送日時(第6話):2018年5月24日(金)23:15〜24:15
  • 出演:松岡昌宏 伊野尾慧 川栄李奈 平田敦子 しゅはまはるみ 余貴美子
  • 第6話ゲスト:小林隆(中小企業勤務の会社員、丸山武) ふせえり(丸山武の妻、雅子) 渕野右登(丸山武の息子、清) 黒崎レイナ(丸山武の娘、紗英) 平埜生成(紗英の彼氏、岸田和也)