年収も高いし、ルックスもいいし、結婚したいと思ったらいつでもできるから、まだしない。
そんなハイスペ男子をいじり倒すドラマの第２話。
第１話の結末の、元恋人・舞衣（高橋メアリージュン）への、太郎（高橋一生）の勇気ある一言を受けて始まった第２話。しかし太郎の期待に反して、物語はあらぬ方向に進む。
今回は、温泉旅館での恋敵同士の卓球勝負から、まくら投げまで飛び出す、やりたい放題の展開。
本作の脚本家・金子ありさによるドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」では、中谷美紀の演じる独身女性の恋の指南役として、近所の和食店の店主・藤木直人がアドバイスをしていたが、今回の独身男子３名（高橋一生、斎藤工、滝藤賢一）には、そのような導き手は存在しない。
銀行マンである石橋太郎（高橋一生）が、温泉旅行にすら持ってきているノートＰＣに、その場その場で気づいた恋の戦略的理論を書き留めるのだが、そもそも女性との恋愛をビジネスロジックで解決できると思っている滑稽さが笑いを誘う。
そんなドタバタ劇の中でも、太郎と舞衣が、露天風呂の男湯と女湯の間でお互いに声だけの会話をするシーンに、ふたりの人生の重大な決断を委ねたところが、この第２話を締まったものにするアクセントになっている。
第２話の結末では、三好の妹（斎藤工）、かずな（仲里依紗）まで「参戦」する、意外な展開。ますます振り回される太郎はどうなる？
P.S.
よく「恋人が、何を考えてるかわからない」と言いますが、あなたに気がないだけなんです。
今から観るには「東京独身男子」
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