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NHK連続テレビ小説「まんぷく」第7週「私がなんとかします!」〜安藤サクラ・長谷川博己

最後に大きなご褒美が待っていた、第7週。

桐谷健太が演じる世良という男は、良くも悪くもキーマンである。
お調子者で悪さもするが、今まで数々の局面で立花萬平(長谷川博巳)を助けてきた。

囚われの身となっていた萬平を助けることにも一役買っていた。
終戦後にくすぶっていた萬平の目を覚まさせる激励の言葉もカッコよかった。

なかなか憎めないヤツだと思っていたのに、この第7週は見事に裏切ってくれた。

第6週から始まった「たちばな塩業」の事業は、今週から販売フェーズに入る。
そもそも、萬平たちが塩の製造を始めた泉大津にある軍の工場跡地は、世良の紹介によるものだったが、その彼がひょっこり現れる。

そして、製造した塩を大阪で売る役に立候補するのだが、品質が悪かったので思ったほど高く売れなかった、と言う。
実は世良がピンハネしていただけなのだが、萬平は世良を疑いもせず、さらなる塩の品質向上を貫こうとする。
萬平は、ものづくりには情熱を燃やすものの経営のことを全く考えず、福子(安藤サクラ)が金策に走。
そういう意味で、萬平は経営者失格である。

ある日、亡き姉の夫・真一(大谷亮平)と福子が街を歩いていたのを目撃した従業員から、福子の浮気疑惑が広まる。
世良の不正を見破れなかった萬平が、そちらの疑惑のほうは信じてしまう。

世良と萬平という、この二人の男に振り回された第7週だった。
あえて彼らをこのような人物像にすることで、局面打開のために奮闘する福子を中心に据える演出なのかも知れないが、それにしても気の毒である。

と思わせておいて、土曜日に放映された第42話で、大きなご褒美が二つも待っていた。

次週は、萬平の事業も福子の人生も、次なるフェーズに進むことになりそうだ。

P.S.
水曜日に放映された第39話では、これが最初で最後だろうと思われる、長谷川博己と安藤サクラの夫婦漫才を見ることができます。
ドリカムが紅白歌合戦のリストになかったけれど、『まんぷく』のコーナーでサプライズ出演したりするんだろうか。

今から観るには:『まんぷく』

基本情報:NHK連続テレビ小説『まんぷく』第7週「私がなんとかします!」