絶対にバレてはいけないことがバレそうになったら、怖いだろう。
もしかしたら相手はもう感づいているかも知れない、でもどこまで知ってるのかわからない。
こりゃ一巻の終わりかと思ったら、思い過ごしだったり、そんなドキドキを、視聴者も巻き込んで何度も味あわせてくれるようなマゾな回が第2話。

バレるかも知れないとビクビクする、玉木宏の迫真の英技で、ドロドロした話でもあるのに、笑いながら観ることができる。

夫婦仲が崩壊する伏線を張るだけで一旦終わるかと思っていたら、最後の滑り込みで性急にヤバいところまで行ってしまったのが、第1話。
第2話は、少し落ち着くかと思わせておいて、ハラハラの連続。
でも、本来の家族の絆やしあわせのエピソードも織り込まれていて、気持ちがいろんな方向に揺れ動く。
そして、第1話と同じく、結末の数分で、また驚きの展開。

金曜の夜に、こんなアンハッピーな話は観たくない?
いや、もちろん次回も観たくなる作品だ。

P.S.
健全で正統派の玉木宏と中谷美紀が、曲者のユースケ・サンタマリアと木村多江に迫力負けしているように感じたのが第1話だったが、第2話ではスナックでブチキレる中谷美紀の演技がド迫力。

基本情報:「あなたには帰る家がある」第2話

今から観るには:「あなたには帰る家がある」