読売テレビ「わたし旦那をシェアしてた」第１話〜小池栄子 | Drama View

もしかして、私たちって、旦那をシェアしてたってこと？

そう、そのとおり。
あなたがた３人は全員、ひとりの男の妻だったのです。

…そんな奇想天外な設定で始まる、爆笑サスペンスドラマ。

事件に巻き込まれ、瀕死の状態で病院に運びこまれた天谷恭平（平山浩行）の元に、３人の「妻」が呼び出され、そこで鉢合わせするところからドラマが始まる。

森下晴美、38歳（小池栄子）は、バリバリのキャリアウーマン。
小椋加奈子、42歳（りょう）は、カリスマパーソナルトレーナー。
そして藤宮茜、27歳（岡本玲）は、保育士。

夫がやってきたことは裏切り行為ではあるかも知れないが、全員が事実婚なので、法的に訴えられるような不貞ではなかった。３人とも大金持ちの夫の所有するマンションに子供と一緒に住んでいて、彼はマメに３箇所を行ったり来たりしていた、ということがわかる。

その事実が３人に知らされるまでの過程が、この第１話の前半なのだが、息もつかせぬテンポよい展開が痛快だ。

そして物語は、この敵同士であるはずの３人の女がシェアハウスで共同生活を始める、というトンデモない方向に進む。

面白すぎる。

この第１話からここまで面白すぎる設定が、第２話以降続くのか心配になるほど、面白すぎる。
旦那が巻き込まれた事件は何だったのかも明らかになっておらずミステリーの要素も盛り込まれていて、そこも気になる。

これは、続きを観ないわけにはいかない。

P.S.

この作品では３人だけど、10人の女を掛け持ちする「黒い十人の女」も読売テレビ制作の同じ木曜深夜枠でした。