女性の転落死が、自殺か他殺かというのが今回のお題。
死体を見るのが怖かったり、その女性が被疑者と不倫関係にあったことにびっくりしたり、そのふたりの関係に関する被疑者の生々しい供述に動揺したり。
相変わらずプロフェッショナルな検事としての資質は不足しているものの、逆に親しみやすいキャラクターの竹村凜々子(吉高由里子)。
その対局にあるのが、いつも冷静で頭脳明晰な先輩検事、大塚仁志(三浦翔平)。
彼は、これまでの4話では、凜々子のやり方に容赦なく厳しい言葉を浴びせてきた存在だった。
そして物語の結末は、元気一杯の凜々子の頑張りで、運も手伝って解決に漕ぎ着けるパターンだった。
ただ、第5話を迎え、彼がもっと事件に絡んでくることで、このパターンから脱皮し、新たな展開を見せた。
このため、今回はテンションが緩まずに次回に繋がった。
凜々子も、事件の解決へ向けての容疑者の自白を導き出す尋問で、わずかながら成長の片鱗が見られ、勇ましかった。
そして最後に、容疑者に涙ぐみながらも言い残す一言が、単なる冷徹な検事とは違う、凜々子らしさを残しながら。
PS.
凜々子の実家は豆腐屋さんなので、朝出かけるときは豆乳を持たせてくれる。
新鮮な豆乳、羨ましい。
今から観るには:「正義のセ」 – 吉高由里子主演
- 第1話〜最終話: Hulu(フールー)(月額1,026円、無料トライアル期間、最新話見逃し無料などあり)
基本情報:「正義のセ」第5話 – 吉高由里子主演
- 原作 阿川佐和子
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